運用報告書

意味と解説

委託者が受益者に対してファンドの運用状況や資産内容を、各決算期ごとに報告する書類のこと。ディスクロージャーと呼ばれることもあります。 運用会社(投信会社)が作成し、投資家に交付されますが、信託の終了に伴って信託財産が償還される際、運用報告書の交付と共に 償還金の支払も行われます。 証券投資信託法で定められている運用報告書の必要記載事項は、
1)計算期間中の運用経過
2)組入株式銘柄ごとの前期末と当期末現在の時価総額
3)計算期間中の株式売買総数と売買総額
4)組入公社債の種類と当期末の時価総額および計算期間中の売買総額
5)当期末現在の組入有価証券やコール・ローンなどのそれぞれの総額の信託財産に対する比率
6)当期末現在の資産・負債、元本、受益証券の基準価額の状況と計算期間中の損益状況などです。 しかし、実際に交付されている運用報告書には法令必要記載事項に加え、さらに詳細な内容が盛り込まれています。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
うんようほうこくしょ

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