確定拠出型年金

意味と解説

積立金の運用成績に応じて将来の給付額が決まる仕組みの年金のこと。従来の確定給付型とは逆に、毎月の掛け金が確定しているかわりに、受け取れる年金の額は自ら選択する積立金の運用方法とその実績によって左右されるものです。米国で80年代に普及した企業年金制度の一つで、IRA(個人退職年金勘定)や401Kプランなどの制度が有名です。従業員ひとりずつ個別に口座が設けられ、その口座に毎月の掛け金、事業主からの奨励金、運用収益が蓄積されていきます。ただし、運用方法については、自分で選択していく必要があるのが特徴です。日本でも2000年をメドに導入する方向で法律や税制などの整備が進められていますが、個人の運用能力を問われるものだけに、リスクという概念の周知徹底が重要視されています。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
かくていきょしつがたねんきん

Mobile Flip Menu

ドロワーを閉じる

2024 © FINANCE-PEDIA.COM