幹事会社

意味と解説

元引受契約の締結(引受総額が3億円超に限る)に際し、有価証券の発行者または所有者と、その元引受契約の内容を確定させるための協議を行うことがある会社のこと。証券会社は有価証券の販売や分売にあたって分売力強化やリスク分散のため、シンジケート団(シ団)を結成し、共同で引受を行うのが一般的です。このシ団を代表し、発行者との間で引受契約を結んだり、シ団内部の調整などで中心的役割を担う証券会社のことです。一般に引受業務を行う会社の場合は10億円以上の資本金があれば良いのですが、幹事会社になるためには資本金が30億円以上、幹事証券会社で引受業務以外の業務を併営する場合には100億円以上の資本金が必要となっています。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
かんじがいしゃ

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