日銀短観

意味と解説

① 3月、6月、9月、12月の四半期ごとに日本銀行が発表する「主 要(全国)企業短期経済観測調査」のことです。 実際に各産業における主要企業の経営者に直接、業況感を問うこの調査。多数のサンプルを確保しつつ企業経営の現場の状況をダイレクトに反映していることから、景気判断を下す数ある経済指標の中でも、最も注目度の高いものとなっています。 ここで企業経営者の声をダイレクトに聞くことには大きな意味が あります。それは企業の大規模な設備投資や積極的な事業推進を決定するのは経営者の景気判断気分であり、景気の方向を大きく左右することになるからです。

② 企業短期経済観測調査のこと。日銀が四半期ごと(発表は1、4、7、10月)に実施する企業向けの景気調査アンケート。
通称で日銀短観と呼ばれています。企業の景況感を指数(DI)として計算しますが、なかでも注目が高いのは全国大企業のデータです。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
にちぎんたんかん

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