EVA

意味と解説

EVAは、Economic Value Added(エコノミック・バリュー・アデッド)の略。

EVAとは、経済的付加価値のこと。

EVAは、営業利益から、税金、配当金、金利などの資本コストを差し引き、企業が資本を使って生み出した価値を示す指標です。

EVAは、株主が投下した資本に求められる期待収益率を、コストとして人件費などと同様に扱っているのが特徴。

一般に使われているROE(株主資本利益率:純利益を株主資本で割り、株主から預かった資本でどれだけ利益を上げたかを示す指標)に対し、事業に投下した資本の収益率が、資本を預けている株主の要求する収益率を上回らなければ、EVAの数値はプラスにはなりません。

つまり、EVAは、収益力を反映した株価格差を明確に見るための指標です。EVAは、株主が期待する利益率を評価の基準にしており、株主重視の指標ともいえます。

EVA=税引き後営業利益−資本コスト(株主期待収益+負債金利等)

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
えこのみっく・ばりゅー・あでっど
スペルEconomic Value Added

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