レバレッジ

意味と解説

レバレッジ(Leverage)とは?

レバレッジとは、日本語に直訳すると「てこの原理」を意味します。

取引の「倍率」などとも呼ばれます。

レバレッジは、差金決済取引に分類される証拠金取引で利用される仕組みです。

レバレッジに関連する用語集1

証拠金取引(信用取引)

レバレッジのメリット・デメリット

FX・CFDにおけるレバレッジは、実際に用意した証拠金に対してレバレッジの倍数を掛け合わせた額の取引が可能となります。

レバレッジの効果の例

レバレッジが10倍なら、証拠金「1万円」で「10万円」を元金として取引できます。

利益と損失もレバレッジの倍数だけ膨らみ、少額でも大きなリターンを狙える資金効率の良さが大きなメリットです。

反対に、資金効率が高まることで思惑外れた場合の損失が大きくなることがデメリットです。

レバレッジを利用した少額の証拠金で取引を行えることから、ハイリスク・ハイリターンハイレバレッジは危険と言われています。

レバレッジのデメリットを無くす方法

また、仮にレバレッジによって膨らんだ損失が、トレーダーが入金した預託証拠金以上にならないセーフティーガードとしてロスカット(Loss-cut)という仕組みがあります。

さらに、海外FX口座では、通称、ゼロカット(追証なし)と呼ばれるNBP(ネガティブ・バランス・プロテクション)と呼ばれる損失補てんも一般的です。

レバレッジに関連する用語集2

ゼロカット(追証なし)NBP

日本国内のレバレッジ規制

日本の国内FX業者(国内FXブローカー、国内FX会社)は、金融庁により最大25倍までのレバレッジ規制が適用されています。

反対に、海外の一部の国ではレバレッジ規制を実施しておらず、レバレッジ無制限などのハイレバレッジが利用できます。

レバレッジの倍率は、海外FX業者および取引口座ごとに違います。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
レバレッジ
スペルLeverage

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