ビットコイン

意味と解説

ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは?

ビットコイン(Bitcoin/BTC)は、ブロックチェーンの技術で確立されている仮想通貨の世界を確立させた唯一無二の仮想通貨です。

ビットコインは、仮想通貨(暗号資産、暗号通貨)と呼ばれます。

物理的には存在しないウェブ上の暗号化されたデジタル通貨(デジタルコイン)です。

分散型管理=コインの保有者全員で管理

ビットコインは、ビットコインを管理する中央機関や仲介人が存在しない仕組みの通貨です。

ビットコインの保有者らで管理がされ、中央分散型または非中央集権型といわれます。

日本円や米国ドルのように国家が発行・保証する法定通貨(フィアット(Fiat))とは大きく異なります。

発行枚数だけは定められており、ビットコインの最大発行枚数は2,100万通貨で、2018年始めには既に最大発行数の80%以上が発行されています。

公開台帳(ノード)

ビットコインは、全ての取引を記録する公開台帳を備えています。

この台帳は「ノード」と呼ばれており、サーバー上のP2P(ピア・ツー・ピア)で実行されています。

また、ビットコインの価格は、需要と供給によって大きく左右されますが、規制の噂や全面的な規制によって影響を受けることがあります。

プルーフオブワーク(PoW)とは?

ビットコインの発行は、ビットコインの保有者たちで行われるマイニング(採掘)と呼ばれる作業で行われます。

マイニングとは、偽造などの不正・エラーを防ぐためのプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work、PoW)と呼ばれる厳しい仕組みの上で実行されています。

そのため、すぐには全てのビットコインが発行されるわけではありません。

ビットコインは金融商品?

ビットコインにはオンラインショッピングなり、電子決済で利用でされる電子マネーとしての側面だけでなく、価格の変動に注目して売買を行い、利益を得ることができる金融商品(デリバティブ商品)のような一面もあります。

特に2017年はビットコインの価値の価格が高騰したことで、仮想通貨元年とも呼ばれて注目を浴びました。

さらには、多くの仮想通貨関連の企業、仮想通貨交換所・仮想通貨販売所・仮想通貨取引所の誕生だけでなく、仮想通貨CFDなど金融商品としての取り扱いも活発化しました。

ビットコインの単位

ビットコインの通貨単位は1 BTCだけでなく、μBTC(マイクロ・ビットコイン)などの複数の方法で表示されることがあります。

1 BTC=1 satoshi=1,000 μBTC

ビットコインの考案者がサトシ・ナカモト氏(Satoshi Nakamoto氏)であることから、ビットコインの通貨単位としてBTCだけでなく、Satoshi(サトシ)として表現されることがあります。

上記以外にも、mBTC(ミリ・ビットコイン)やkBTC(キロビットコイン)など、通常の測量単位同様に表現することもあります。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
ビットコイン
スペルBitcoin

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