反対売買

意味と解説

反対売買とは、買建玉を売る(転売)ことで、または、売建玉を買う(買い戻す)ことで、取引を終了することをいいます。

反対売買は、手仕舞いや仕切り、建玉を埋めるとも言われます。

約定値段の3分の1程度の委託保証金や代用証券を積めば株の売買ができる信用取引では、6ヶ月もしくは3ヶ月以内に決済しなければなりません。

その決済の段階で必要となる資金や株券が調達できない場合、手仕舞い(てじまい、信用取引で買っていた分を売り、売っていた分を買い戻す)を行うか、現引き、現渡しを行います。

この際の売買を反対売買と言います。

買建てを行っている場合では担保となっている買付株券を売却 (転売)することであり、売建てを行っている場合は担保となる売却代金で株券を買付けること(買戻し)となります。

こうした反対売買で、建玉の差損益が調整され取引は終了します。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
はんたいばいばい

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