取引コスト

意味と解説

取引コストとは?

取引コストとは、スプレッド及び取引手数料 (コミッション)を合わせた、取引時に発生する手数料を意味します。

取引コスト = スプレッド + 取引手数料

取引コストは、トレーダーがFX会社や証券会社に支払うコストです。

つまり、取引コストの安いほうが優れた証券口座、FX口座と言えます。

「取引コストが安い」、「最も低いコスト」等 = スプレッドが狭く、取引手数料が少ない

FX会社では、「取引コストが安い」や「最も低いコスト」など、よりスプレッドが狭くて、より取引手数料が少ないことをアピールする言葉として表現されています。

スプレッドが取引コストとは?

海外FX会社も国内FX会社も、FX業者 (Fxブローカー)は、次のいくつかの方法で、利益をあげています。

  • スプレッド
    (売値と買値の差額)
  • 取引手数料
    (コミッション 3ドル/lotなど)
  • トレーダーの損失 など
    (B-bookの場合のみ)

参考: FX会社のB-Bookとは

FX取引 (トレード)の度に発生する取引手数料が、取引コストになる、という仕組みはスッと入ってくると思います。

スプレッドが取引コストに含まれるという意味は、FX会社のスプレッドの広さから理解できます。

通常、海外FX口座は、国内FX口座より、スプレッドが広いと言われます。

その理由・原因として、海外FX会社がスプレッド内にFX会社の利益を含ませているからです。*

* 海外FX会社は、トレーダーが取引をすればするほど利益が出来る仕組みのため、追証なしのゼロカットシステム採用を行えます。そして、ゼロカットシステム採用をしている会社では、トレーダーの損失から利益を得ることがありません。

FX取引口座を比較する時は、取引コストで確認しよう。

FX会社選びやFX取引口座タイプの比較をする際は、必ず、取引コストを比べて下さい。

また、取引手数料もピップ換算により、スプレッドに含めて、比較することができることを覚えておいてください。

例) 3ドル/lot = 0.3 pips, 700円/lot = 0.7 pips

取引手数料を含めたスプレッドを、実質スプレッドと表現することもあります。

参考: 取引手数料をスプレッドに変換する

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
とりひきこすと

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