意味と解説
危険資産へ要求する期待収益率と安全資産の収益率の差のこと。割高・割安を長期的に判断する投資尺度を指して言います。株式市場や債券市場は、株価変動を繰り返していますが、債券の価格変動幅は株式に比べ小さいので、債券投資はリスクが少なく安定性のある投資という見方が一般的です。もし、債券も株式も同程度の運用利回りしか期待できなければ、誰もが債券に投資して資金を運用し、株式には投資しないでしょう。しかし、実際には大きな値上がり益を得られる可能性があるという、株式投資ならではの魅力があります。そこで、投資家が債券投資の収益に比べ、どのくらい多くの収益を株式投資に求めているかを測ってその差を導きだします。
スペルと読み方
ふりがな
ふりがな (読み仮名) | かぶしきのりすくぷれみあむ |
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