意味と解説
元利金支払業務や代わり社債券の交付、利払時の源泉徴収など、債券の発行 者が債券の残存期間中に行うべき事務を代行する人のこと。日本市場では、債券を発行する場合、原則として社債管理会社を設置しなければなりません。しかし、商法第297条 では、社債券面が1億円以上、または社債の数が50以下の場合には債券管理会社を設置 しないで起債することが認められています。財務代理人を用いれば、債券管理会社を 設置するのにくらべて発行コストが削減できるため、現在では財務代理人を設置することが一般的になっています。
スペルと読み方
ふりがな
ふりがな (読み仮名) | ざいむだいりにん |
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