重要事実(インサイダー取引規制上の)

意味と解説

インサイダー取引規制(証券取引法第166条)とは、有価証券を発行している企業の関係者が、関係者しか知りえない重大な会社情報を元にして、自社有価証券の売買 を有利に運ぶことを規制したものです。このようなときの重大な会社情報を重要事実と 呼び、これが公表されるまで会社関係者は自社有価証券の売買を行うことが禁止されます 。どのような情報が重要事実にあたるかは証券取引法(第166条)、証券取引法施行令( 第28条、第29条)に規定されています。ただし、上記に規定されたような情報でも、 投資判断に与える影響が少ない場合には重要事実から除外されます。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
じゅうようじじつ

Mobile Flip Menu

ドロワーを閉じる

2024 © FINANCE-PEDIA.COM