金融債

意味と解説

特定の金融機関がそれぞれの根拠法にもとづいて発行する債券のこと。日本興業銀行、旧日本長期信用銀行、旧日本債券信用銀行が長期信用銀行法に、東京三菱銀行が外国為替銀行法に、農林中央金庫が農林中央金庫法に、商工組合中央金庫が商工組合中央金庫法に、全国信用金庫連合会が信用金庫法に、それぞれもとづき債券を発行しています。いずれも発行金融機関の信用による無担保債となり、日本銀行の借入適格担保にもなっています。種類として、利札を付けて発行する「利付金融債」と利札がなく利子相当額を割り引いて発行する「割引金融債」があります。 日本興業銀行が発行する利付金融債がリッコー、割引金融債ワリコー等、各発行金融機関ごとに商品名がつけられています。

スペルと読み方

ふりがな ふりがな
(読み仮名)
きんゆうさい

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