意味と解説
ドルストレート以外の通貨ペアをクロスレートやクロス通貨といいます。
クロスレート(クロス通貨)の例
ユーロ円(EURJPY)やポンド円(GBPJPY)、豪ドル円(AUDJPY)などはクロス円と呼ばれます。また、ユーロポンド(EURGBP)やユーロスイスフラン(EURCHF)、ユーロ豪ドル(EURAUD)などはユーロクロスと呼ばれます。
クロス通貨は合成通貨とも呼ばれて、ドルストレート同士を掛け算して作られる通貨ペアです。
- ユーロ円(EURJPY)の場合:ドル円(USDJPY)×ユーロドル(EURUSD)
- ポンド円(GBPJPY)の場合:ドル円(USDJPY)×ポンドドル(GBPUSD)
合成通貨なので、例えばドル円が上昇していてポンドドルも上昇していれば、ドル円×ポンドドルで作られるポンド円も上昇します。
また、ドル円を買い、ポンドドルも買うという2つのポジションを作ることはポンド円の買いポジションを1つ作ることと同じ結果になります。
スペルと読み方
ふりがな
ふりがな (読み仮名) | クロス・レート |
---|---|
スペル | Cross Rate |